羨辛 ―― 詩
幸せになってほしいと、その人は言った
でもそれは。
何よりも難しく。
何よりも辛いことだった。
幸せになってほしい、と。
願ったことがあります。
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幸せになってほしいと、その人は言った
でもそれは。
何よりも難しく。
何よりも辛いことだった。
幸せになってほしい、と。
願ったことがあります。
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この指がなければ。
僕に何が出来るのだろうか。
足がなければ、何が許されているのだろうか。
声がなければ、何かを許されるのだろうか。
百年、二百年。
これから先、安らかに眠るために。
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夢を見ていた。
陳腐な内容だった。
夢の中で僕は、沢山の踊る人を尻目に。
飾りを、つけていました。
ひたすら、ひたすらに。
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空を見上げた。
雪が降っていた。
そこには何もなかった。
ふと、この黒い空が。
抜けるような青空であったときの情景が、脳裏をよぎった。
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